「南三陸復興ダコの会」復興への一歩を踏み出そうと立ち上がった、南三陸町の有志が結成した組織です。

「南三陸復興ダコの会」概要

このたびの震災のために町の地域振興事業が十分でない状況の中で、自分たちの力で復興への一歩を踏み出そうと立ちあがった南三陸町の有志が結成した組織です。
南三陸を明るく楽しく元気にすることを目的に活動しています。

団体名称
南三陸復興ダコの会
所在地
〒986-0782
宮城県本吉郡南三陸町入谷字中の町227 入谷YES工房内
電話番号
0226-46-5153
代表者
会長 大森丈広(2018年6月〜)
事業内容
復興イメージキャラクター「オクトパス君」
グッズ制作・販売を軸とした地域活性化事業
設立趣旨
震災直後の混乱のなかで、町が活気づくためには生き生きと働ける環境が必要であるとの観点から、雇用促進・地域振興のため設立された任意団体。
大正大学のボランティア活動によって生まれた縁により多くの支援を得ている。
主力商品である「ゆめ多幸鎮オクトパス君」を販売した売り上げの一部を義援金として東北3県と南三陸町に寄付しています。
ビジョン
1、若い世代が夢と希望を持てる社会の実現
2、被災地で失われた雇用再生の促進
3、地域を明るく楽しく元気にさせること

販売頒布パートナー募集中!誠意に賛同しご協力いただける方は、0120-091086(オクトパム)までご連絡ください。

入谷Yes工房内

南三陸町は住宅の7割が津波により流失しました。ただし山間部の入谷地区のみは、大きな被害を免れました。
廃校になってしまった中学校の施設をリニューアルし、工房として使用しています。

居場所としての職場

住むところや仕事を失った者が多いなか、毎日笑いあえる仲間がいて、全国のお客様が商品を待ってくださることはとても心強いことです。工房で働くスタッフは女性が中心ですが、夕方になるとお母さんのもとへ子供が学校から帰ってきます。

タコ神社

入谷八幡神社に、ゆめ多幸鎮オクトパス君のブロンズ像を奉納しています。合格祈願のスポットとなり、毎年受験シーズンにはお参りする人が訪れます。
雇用促進以外にも地域にどのように貢献できるか、常に考え続けています。

学生受入

これまで多くの大学生や高校生を受け入れてきました。視察や体験プログラムを盛り込み、学生にとって貴重な機会を提供しています。現在、研修宿泊施設計画が進んでいます。

会長あいさつ

高橋会長とオクトパス君

 オクトパス君のホームページをご覧頂きありがとうございます。

 テレビやメディアからは震災のニュースが減りましたが、復興はまだまだ道半ばです。私自身、津波で家ごと流され九死に一生を得るような体験をし、生き残った自分達の使命を感じています。復興ダコの会は震災直後に設立した団体で、とにかく不安ではなく希望を持つために手探りで始めた取り組みでした。今は多くの方のご支援、ご協力を得て、活動が広がりつつあります。

 私たちは、自らの手で新しい町を作り出しています。復興は町の人だけで作り上げるものではありません。皆さんの手を借りながら、オクトパス君と共に一歩一歩歩んでいきます。モデルとなっている南三陸のタコも食べにきてくださいね。

南三陸復興ダコの会 会長 高橋 修

各界識者の方々からのメッセージ

ふるさとの自然と私達の生活が共生できる新しい南三陸の創造のために、全力で復興に取り組んでまいります。
これまでの皆様からのご支援に感謝し、引き続き応援していただきますよう、お願い申し上げます。

南三陸町長 佐藤 仁

この試練を乗り越えて、被災地の人々が再び「希望」を持って暮らせる日々が一日も早くくることをオクトパス君同様、私も祈っています。
また、現地で前向きに復興の努力をする人々に対し、深く敬意を表します。

大正大学客員教授
養老 孟司